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ほのぼのノルウェー暮らし

ほのぼのノルウェー暮らし

保津川下り


ある年の春に京都へ保津川下りをしに行ってきました。


  • 」保津川くだり.jpg





何でも、最近雨が少なかったそうで、保津川の水量がイマイチで
迫力に欠けましたが、天気が良かっただけでも良しとしよう。

☆ 保津川下りを楽しむためのワンポイントアドバイス ☆

   雨がたくさん降った日の翌日に行こう!
   水かさが増して、川の流れが早くなるので
   楽しいこと請け合い ♪

 
 ワタシがガイジンを連れていたせいか、船頭さんに
 『 一番前どうですか ? 』 と特等席を勧められたにも関わらず
 ヨーロッパでやるようなすげーラフティングを想像してたダンナは
 『 めっそうもない!! 』と、おののき、一歩さがって
 2列目で・・・・。

 船頭さんは合計3人だったんですがベテラン一人と
 若い人2人の組み合わせ。
 ベテランの船頭さん、もう定年退職の域を超えてると思われ
 『 これって虐待ちゃうん?? 』 と気の毒がるダンナ。

 しかも観光案内しながら船も操らんといかん・・・・。
 忙しいでんなー。
 ワタシたち最前列着席者は、船頭さんの話に色々と反応しないと
 いけない訳で、ダンナに通訳しながら、ずーーーーっと
 しゃべっているワタシには苦しいものが・・・・。
 
 まあ、このベテランの船頭さん、見かけによらず
 なかなかユニークな方で、 

  『 保津川にはねー、いっぱい魚がいるんですよ 』

  『 どんな?? 』

  『 マグロやろー、鯛やろー、鰹やろー・・・・・ 』


    そんな訳ねー。


  『 あっ、もうすぐ急流地点に入りますよ。女性の皆さん、
    顔に水しぶきがかかっても、慌てて拭いたらあきまへんで。
    昨日のお客さんにね、慌てて拭いたおばちゃんがいるんですけどね
    その結果・・・・  プッ!
    まつ毛と眉毛がとれてもた! 』


  『 あっ!  ちょっとそこの通訳の方、ちゃんと
    通訳してくださいよ! 』

     



  この保津川下りだか保津峡だか、世界遺産に登録しようという動きが
  あるらしいですが、それには、もうちょっと外国人観光客に対する
  英語での案内や表示をちゃんとした方がいいと思いますがね。

  ここへはJR亀岡まで出てたどり着く方法と嵯峨嵐山駅でトロッコ列車に
  乗り換えて亀岡まで行き、そこから連絡バスで船の乗船口まで行くという
  方法があるんですが、ワタクシたちは、もちのろんトロッコ列車で
  行たんですが、このトロッコ列車、全席指定に加え、亀岡からの
  連絡バスも英語での表記は一切無し。 しかも、このバス乗り場
  他に路線バスもとまってたりするので、紛らわしい。



        トロッコ列車

  
  • トロッコ列車.jpg




  保津川下りの切符も、嵯峨嵐山駅でトロッコ列車の切符を提示の上
  別の窓口で買えるわけですが、こんな作業、日本語のできない
  外国人がフラッと来た場合、全くわからんと思うんですよ。

  それに加え、嵯峨嵐山駅で買った保津川下りの切符は、ただの
  予約券なので、乗船場に着いたら再び切符売り場に行き
  乗船券に引き換えないといけないという・・・・。
  その上で、乗船の順番が来たら、放送でお名前をお呼びします・・・・
  っちゅう、全くもって複雑な作業内容。

  人事ながら、心配になったわ。


  
  保津川下りからの帰り、JR京都駅で、どつき合いのすげーケンカがあり
  大喜びするダンナ。  思わず立ち止まって二人で見物してしもーた。

  切符切りの駅員さんが、ボックス席の中からケンカしていた
  若者を引き剥がそうと無言で冷静に悪戦苦闘しておりましたが
  激しく!!合体しており、無理な模様・・・
  っつーか、駅員さん、ボックス席の中からケンカの仲裁を
  するのは無理があるかと・・・。 
  そこへ通行人も止めに入り、益々盛り上がるケンカ。
  
  なんでも、普段はおとなしい日本人が、エキサイトして
  どつき合いのケンカをするという光景は、外国人には
  すげー新鮮に映るらしいです。


  京都駅から神戸三ノ宮まで新快速に乗ったら、酔っ払いのオヤジが
  乗客に 『 ごら~~っ! 』 と、巻き舌で絡んでました。
  でたっ!!  これぞ日本の恥。

  よく考えたら花の金曜日じゃござ~せんか。
  こんな光景、もう忘れてましたね。






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